こんにちは~吉田です
建物の省エネ化がどんどん進んでいます
そして今年の4月には建築物省エネ法を含む建築基準法の改正案が閣議決定されました
テレビでも何度も放送されていますが温室効果ガス削減目標に合わせて
建築物も2030年目標と2050年目標が示されました
直近では3年後の2025年目標で『省エネ基準適合義務化』です
今は300㎡未満の建物は『努力義務』ですが2025年から全ての建物が『適合義務』になります
これは建築確認申請時に省エネ性能が審査されるという事になります
設計士の労力とコストが増える事になりそうです(^^;)
そして2030年には省エネ基準をZEH水準へ引き上げ適合義務化
2050年には新築既築の平均でZEH水準の省エネルギー性能を確保という目標です
2025年の省エネ基準適合義務化に合わせて建築基準法も改正されます
建物の省エネ性能を上げるという事は断熱材の厚みを増したり
窓ガラスはダブルガラスからトリプルガラスにしたりして建物の重量化が進みます
ZEHになると太陽光パネルが必須になるので更に重くなっていきます
その事から建物の構造安全性も審査の対象になります
今も構造の安全性は確かめて審査していますが木造2階建て程度の小規模の建物は
建築基準法で定めた簡易計算法で行っています
2025年以降の建築確認ではこの簡易計算に加えて構造伏図や各計算書の添付が必要になってきます
ちゃんと安全性が確認できる建物として審査される事が条件になるので建築主の方は安心した家づくりが出来ますね!
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