こんにちは、平本です。
今回は、性能を保つための適切なメンテナンスについてとなります。
長く快適に暮らすための性能を保つためにも、適切な時期に的確な補修が必要だと思います。また、耐久性が高い素材を使っていても、メンテナンス次第で寿命が変化するものです。フリーメンテナンスであれば簡単ですが、50年、60年と、何もしなくていい建物や素材はありませんし、良好な状態を保つためには少なくとも定期点検は必要でしょう。車の定期点検のように、一定の期間ごとに各部位をチェックして、一大事になる前に発見できるシステムが住宅にも必要なのです。そして、こういった点検は、管理組合で管理していくマンションならともかく、個人でを行っていくのは負担が大きく、難しいと思われます。できれば、信頼できる相談の窓口や専門家を確保しておくと、安心でしょう。前述のリフォームのほか、メンテナンスには、住まいの関係書類が必要になることもあります。以下の書類は、必要なときにサッと取り出せるように保存しておくことおすすめします。
・契約書関係の書類(工事請負契約書など)
・保険関係の書類(火災保険や地震保険の契約書)
・新築工事関係の書類(平面図や立面図、基礎伏図、仕様書など)
・建築確認などに関する書類(地盤調査報告書、建築確認申請書など)
・完了検査申請書(写)
・住宅瑕疵担保保険に関する書類(保証証明書、供託書など)